クリエイターに聞く、この夏聴きたいプレイリスト

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クリエイターに聞く、この夏聴きたいプレイリスト

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暑い暑い夏もお盆が過ぎ後半に差し掛かる今日この頃。 今年の夏を最後まで楽しみ尽くすのに相応しい音楽を、各界で活躍するクリエイター10名に聞いた。旅の道中で聞きたい方も、夏の思い出を振り返りたい方も、音楽だけでも夏を感じたい方も、ぜひ参考にどうぞ。
. . . . . RESEARCH代表
山の暮らしをテーマに謳う〈MOUNTAIN RESEARCH〉を活動の根幹に、多岐にわたるリサーチを包する「. . . . . RESEARCH」主宰。 自身が所有する長野県川上村のプライベートキャンプ場での活動(つまり山の暮らしぶり)は、ブログにて。
http://www.anarchomountaineers.org
SHOP [ MOUNTAIN RESEARCH ] NOW ・Holger Czukay / Movies (1979)
"夏の定番といえば"の「Cool in the Pool」が入っているアルバム。ヘッドホンでも大音量でも。繰り返し何回聴いても飽きない。発音はチューカイ、シューカイ? 永遠の謎です。

・Phish / The Story of the Ghost (1998)
Phishの中では夏といえば....題名にお化けと入っているからコレ。ライブが最優先のバンドだけど、アルバムだってイイ。もちろん音は最大限大きめで。

・Latin Playboys / Latin Playboys (1994)
ロス・ロボスのデヴィッド・イタルゴ、ルイ・ペレス、ミッチェル・フレームそしてエンジニアのチャド・ブレイクの別看板モノ、いろんな景色が見えて楽しい。音ネタの熱海の駅前のようでもある。

・Jerry Garcia, David Grisman / Jerry Garcia & David Grisman (1991)
ジェリーおじさんと盟友デビットグリスマンとのアルバム。マンドリンとアコギのクリアサウンドが心を涼しく撫でてくれるような、とても気持ちが良い選曲と音質。金の掛かった誰かの自慢のシステムで聴かされる時このアルバムなら最高。

・The Prodigy / The Dirtchamber Sessions Volume One (1999)
心がロックを求めているパンクな気持ちの暑い日には、冷房ギンギンにかけた部屋で隣から文句言われる迄は大音量で。 音楽への幅広い愛情を感じる選曲とロック魂


ミュージシャン、プロデューサー
ニュージーランド・ウェリントンをベースにミュージシャン、プロデューサーとして活躍するLord Echo。レゲエ、ディスコ、アフリカン、ラテン、さらにソウルミュージックなどの要素を組み合わせた彼の音楽は世界中から高い評価を得ている。最新アルバム「Harmonies」はワンダフルノイズ・プロダクションから発売中。

・Ennio Morricone / Morricone Bossa (2005)
夏には最高のミュージック。映画の作曲家であり編曲家でもあるイタリア人エンニオ・モリコーネが作ったこのボサノヴァコンピレーションが大好きで、メロディーとアルバムのオーケストレーションは天才的だと思う。 このアルバムでの思い出は、ニュージーランドの小さな田舎町でドライブをしながら冬の日が沈んでいくドラマティックな自然のライトを見ていた時に聞いた「Alla Serenita」。あとは「Ritratto D'Autore」や「Matto」,「Caldo」,「Soldi」, 「Morto...Girorondo」もおすすめ。

・The Frightnrs / Nothing More To Say (2016)
何年か前、夏の暑いニューヨークでギターとして参加したんだ。ブルックリンにあるDapton Studioだったんだけど、スタジオの中が暑くて暑くて。自分でエアコンの掃除までしたりして。そのせいか、内容はちょっと偏っているかもしれないけど、良い曲がレコードされていると思う。「Gotta Find A Way」、「Looking For My Love」それから「Hey Brother」とかがおすすめ。

・Lana Del Rey / Honeymoon (2015)
意外かもしれないけど、Lana Del Reyかな。"クール"っていうような曲じゃないんだけど、何回も繰り返し聞いている。このアルバムを聞いた時は長いフライトで睡眠薬を飲んだ後だったから意識がぼんやりしていたんだけど、なんとなく頭から離れなかったんだ。夏の気持ちを呼び起こしてくれるような明るさと、でも儚さもある。柔らかさもありながらもダークな要素ももっているこのアルバムは広がりもあるし素晴らしいと思う。「Music to Watch Boys To」や「The Blackest Day」、「Art Deco」がおすすめ。


BLUEBIRD BOULEVARDデザイナー
http://www.blbdblvd.com/
SHOP [ BLUEBIRD BOULEVARD ] NOW
・Phoenix / Ti Amo (2017)
イタリア語で「I LOVE YOU」の意味のタイトルが付けられたアルバム。パリジャンの彼らの解釈でイタリア的な音楽らしい。甘〜くロマンティック。

・Best Coast / Crazy for You (2010)
夏、海、といえばこれかと。ビーチでキンキンに冷えたビールを飲みながら、ごろごろダラダラ、じっくり焼きながら聞きましょう。

・Michel Legrand / The Thomas Crown Affairオリジナル・サウンドトラック (1999) 随分昔の映画「トーマス・クラウン・アフェアー」のサントラ。海沿いをオシャレ〜にドライブしながら、とかが最適なシーンかも。


DLX代表, BEDWIN & THE HEARTBREAKERS ディレクター
今年5月にBEDWIN初のフラッグシップストア The Heartbreakersがオープン。こだわりの空間となっている。
The Heartbreakers 渋谷区神宮前2-22-1 神宮前COURT 1F
SHOP [ BEDWIN & THE HEARTBREAKERS ]NOW ・The Surfers / Song From The Pipe (1998)
'98年の夏に相当聴き込みました。基本夏は暑さを吹っ飛ばすラウドな曲調か少しでも涼しくなるようなチルアウト系の曲を聴くことが多い気がします。そんなこんなで気分だけはサーファーで海の波音と一緒に聴くと最高な一枚

・Red Hot Chill peppers / Californication (1999)
翌年の'99年、90年代最後の夏の思い出の曲です。カリフォルニアのハイウェイ。先輩のコンバーチブルの旧車中でひたすらかかっていた名アルバム、サンセットとともに聴けると至福の時になること間違いないです。夕陽のドライブ海沿いを駆け抜ける時に最高の曲達

・KLF / Chill out (1990)
'90年代初期のアンビエントハウスの一枚。アルバムはとてもコンセプチャルで色々な既にある曲をひたすらサンプリングしている当時の問題作。聴く側としてはそんなの関係なくひたすら音の旅に心酔し、最後アルバムが終わる前にベッドでもソファーで撃沈出来る暑い夏の夜、パーティー明けの朝に最高なアルバム。夏の遊び疲れを癒す至高の作品。


デザイナー / DJ
Eugene Whangにより2000年代初めに立ち上げられたパブリック・リリース・レコーディングは、2009年に正式なレコードレーベルとしてスタート。DJ、レーベルディレクター、そしてデザイナーとしても活動している。"Eug"というニックネームでもよく知られており、カリフォルニアのサンフランシスコで行われているパーティー"FACE"の主催者でもある。
・Ty Segall / Ty Segall (2017)
まさにカリフォルニアのロードトリップとかで流れそうな音楽だね。

・Grant / Cranks (2016)
夏の夕暮れから夜に移り変わっていくような、そんな感じのサウンドな気がする。

・Electrelane / The Power Out (2004)
なんでか分からないけど、夏になるといつも聞いちゃうんだよね。もう何年も聞いてるし、今回のおすすめリストに入るべきかなって?


Yuumi ARIAデザイナー
http://yuumiaria.com/
SHOP [ Yuumi ARIA ] NOW

・Grover Washington, Jr. / Just the Two of Us (1981)
アルバム「Winelight」からの一曲。夏の夜にドライブしながら聞きたい名曲。古い曲ですが、サックスの音色やサウンドが夏の夜にぴったりのオススメな一曲です。

・The Weeknd / I Feel It Coming ft.Daft Punk (2017)
The Weekend とDaft Punkによるコラボ楽曲。自宅でお休み中にリラックスしながら掃除をしている最中に聞きたい。鼻歌が自然と出てくる曲です。

・Weezer / Island In The Sun (2001)
家族や友人と外でバーベキューなどをしている時に皆で笑い合いながらバックミュージックとして聴きたい一曲です。


alpha co.ltd.代表/クリエイティブディレクター
http://www.graphpaper-tokyo.com/
SHOP [ GRAPHPAPER ] NOW ・山下達郎 / Big Wave (1984)
最も好きなアーティスト、山下達郎。やはり夏といえばBig Waveでしょう。

・細野晴臣、山下達郎、鈴木茂 / Pacific (1978)
参加しているメンバーが全員好きで、ジャケットのデザインから音楽性まで全てが完璧な一枚。

・かせきさいだぁ / かせきさいだぁ (1996)
毎年夏に必ず聴くアルバム。気分が落ちている時やドライブに最適な一枚。

音楽プロデューサー
2013年にJanet Jacksonのリミックスがネット上で話題になったことがきっかけで、現在世界中から注目されるレーベルSOULECTIONと契約。 今年の第59回グラミー賞では「最優秀リミックス・レコーディング部門」に楽曲がノミネートされるなど、今後の活躍が期待される、Los Angeles拠点の日本人プロデューサー。
https://soundcloud.com/starro ・スチャダラパー / サマージャム'95 (1995)
まず、このトラックのサンプル源であるBobby Hutchersonの「Montara」自体が夏に聴きたいJazz曲No.1なので、それがサンプリングされてるだけでもうこの曲は優勝ですが、そのトラックにさらにスチャダラパーの緩いフローとめちゃめちゃリアリティ溢れるリリックが乗っかってるんだから、もう無双状態です。これが出た'95年、僕は10代の学生で、まさにこの歌詞そのまんまな夏休みを過ごしていました。若さでエネルギーみなぎってんのに暑さでダラーみたいな感じってもうあの年頃にしかない感じなんで、最近はノスタルジーに浸る曲としても活躍してます。

・Dornik / Dornik (2015)
普段はLAに住んでることもあり、カラッと明るい音楽をギラギラな太陽の下でドライブしながら聴くのが気持ちいです。このDornikは、まず声と歌唱スタイルがもろMJ(マイケル・ジャクソン)なんですが、サウンドは僕が好きな'70年代終わりから'80年代前半のMJな感じをさらに今風に昇華させた感じで、アルバムを何回リピートしても飽きが来ません。特に「Something About You」は聴くたびにキュンってなります。

・Atu / Picture of Silence (2013)
「サマージャム'95」は、畳のアパートでうちわ仰ぎながら窓の外見てる感、Dornikは夏に外でシーブリーズ身体中に塗りたくった後の爽快感なので、最後は蒸し暑い外から、クーラーがガンガン効いてひんやりしたコンクリート壁のマンションに帰って来て、黒い革張りのソファーに倒れてどんよりしたい、の一枚。僕の出身レーベル『Soulection』のレーベルメイトで、4年以上前にリリースされたインストEPですが、ひんやりの中に温かみもある不思議な質感で、色気も半端ないです。ちなみに夜に普通にかけても、もちろん最高。


ミュージシャン、ギタリスト
http://seiichinagai.com/ ・Beach Fossils / Somersault (2017)
今年の夏はとにかく暑い。加えて湿気も酷い。少しでも風を感じたい時は、ネオアコ感満載な彼らの新作を聴いてクールネスをチャージ。

・イノヤマランド/ DANZINDAN-POJIDON (1983)
夏になると最早避暑地に向かうのが恒例行事なのですが、これはそんな都会の喧騒から離れ、何も考えずに森林浴をしている時に欠かせない一枚。

・久石譲 / となりのトトロ サウンドトラック集 (1988)
映画もさることながら、このサウンドトラックもまた自分の夏休みの原体験と濃密に結び付いています。気がつけば家族が出来たぼくは、旅の道中自然にこれを子供に聴かせ、一緒に歌い、かくして思い出は受け継がれるのでした。


ayameデザイナー
http://www.ayame-id.jp/
SHOP [ ayame ] NOW ・Bonobo / Migration (2017)
正直、お話をいただくまで誰彼構わず聞いていたので、改めて聞きなおす機会になりました。今年一番響いたアルバム。まだ聴いたことない方は是非聴いて欲しい。今年のフジロックに出演したと今更知って...涙、、と思ったら来年2月に初となるバンドセットでの単独来日公演があると聴いて胸が踊る今日この頃です。

・Bonobo / Bambro Koyo Ganda(feat.Innov Gnawa) (2017)
アルバム「Migration」からの一曲。モロッコの伝統音楽グワナを演奏するニューヨーク拠点のバンドInnov Gnawaをフィーチャー。楽曲もさることながら映像も必見。

・RIP SLYME / 楽園ベイベー (2002)
甘酸っぱい夏の思い出が蘇る青春の一曲。ラウンドハウス弧を描きたい!