クリエイターにきく、年末年始に見たい映画。
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COVERCHORD FEATURE

クリエイターにきく、年末年始に見たい映画。

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2017年も残すところあと僅か。年内最後のCOVERCHORD FEATUREは各界で活躍するクリエイター8名に、年末年始に見たい映画を聞いた。今年一年を振り返りつつ、新しい年を明るく迎えるのに相応しい一本を見つけたい。 「年末年始は家でのんびり」という方はぜひ参考に。みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。
CC_FEATURE_Movie_2017_01_jp.jpg CC_FEATURE_Movie_2017_01_jp.jpg 1.『her / 世界でひとつの彼女』/ her
2013年 アメリカ
監督 : スパイクジョーンズ 主演:ホアキン・フェニックス
僕の周りは大体見ていると思うんですが、好き嫌いの好みがはっきり出る映画です。僕は大好きです。AI が発達していくという、今後自分たちの生きている間に確実に起こる変化だと思うので、非常にワクワク、でもストーリーはまったりしながら観れる映画です。お正月の真昼間というよりは、日が傾いてから観る方が良いかもしれません。


2.『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』/ Once Upon a Time in America
1984年 アメリカ/イタリア
監督:セルジオ・レオーネ 主演:ロバート・デ・ニーロ
公開当時から何回も観ている映画ですが、何回でも飽きずに観ることのできる映画です。お正月など家でのんびりできる時じゃないと、ゆっくりと観ることができません。ゴッドファーザー然り、この手のギャング映画は、家でまったり見るのが僕の慣例です。


3.『20センチュリー・ウーマン』/ 20th Century Women
2016年 アメリカ
監督:マイク・ミルズ 主演:アネット・ベニング
最後の一本は、お正月観ようと思ってとっている映画です。僕は結構こ の手の女性が主役の映画は大好きなので観たくて観たくてしょうがないのですが、 まだあえて観ていません。周りの女性の友人みんなが良いと言っているので、これは今まで見ないで、お正月まで逆にとっておこうと思っている映画です。


熊谷 隆志
スタイリスト/フォトグラファー
1970年生まれ。渡仏後、1994年スタイリストとして活動開始。1998年よりカメラマンとしても活動を開始する。広告・雑誌等で活動する傍ら、様々なファッションブランドのブランディング、SHOP内装や植栽のディレクションなど幅広い分野で活動している。
www.takashikumagai.com



CC_FEATURE_Movie_2017_01_jp.jpg CC_FEATURE_Movie_2017_01_jp.jpg 1.『ウィズ』/ The Wiz
1978年 アメリカ
監督:シドニー・ルメット 主演:ダイアナ・ロス、マイケル・ジャクソン
1978年に公開された本作は、ユニバーサルピクチャーズとモータウンプロダクションズによって共同製作されたミュージカル冒険映画で、1900年の児童文学『オズの魔法使い』を1974年にブロードウェイ ミュージカル化した作品『ウィズ』が基に製作された。 マイケルジャクソンとダイアナロスが主演で、クインシージョーンズが音楽を手掛けるという豪華作品!


2.『ビギナーズ』/ Absolute Beginners
1986年 イギリス
監督:ジュリアン・テンプル 出演:エディ・オコネル、ディヴィッド・ボウイ他
1986年公開の本作は、50年代のロンドンのソーホーを舞台に、若者達が繰り広げる青春模様をミュージカル風に描いた作品。 映画として観るというよりは、主題歌を歌うデビッド・ボウイやクラブで熱唱するシャーデーのMVを楽しむ感覚で鑑賞して頂きたい作品です。


3.『なんとなく、クリスタル』/ Nantonaku Crystal
1981年 日本
監督:松原 信吾 主演:かとうかずこ
1980年に田中康夫さんが発表した大ヒット小説を基に、翌年に松竹が映画化。 バブル期に製作された事もあり、サントラもアイズレーブラザーズやTOTO、ボブ スギャグスなど邦画で洋楽がここまで使われた映画もなかった。。 そして、このサントラをきっかけに洋楽を聴き始めた人もかなり多い。


MURO
DJ/PRODUCER
日本が世界に誇るKing Of Diggin'ことMURO。「世界一のDigger」としてプロデュース/DJでの活動の幅をアンダーグラウンドからメジャーまで、そしてワールドワイドに広げている。現在もレーベルオフィシャルMIXを数多くリリースし、国内外において絶大な支持を得ている。新規レーベル"TOKYO RECORDS"のプロデューサーにも名を連ね、カバーアルバム「和音」をリリースするなど、多岐に渡るフィールドで最もその動向が注目されているアーティストである。TOKYO RECORDSよりカバーアルバム「和音 produced by MURO」をリリース。 www.digot.jp www.tokyorecords.com



CC_FEATURE_Movie_2017_01_jp.jpg CC_FEATURE_Movie_2017_01_jp.jpg 1.『七人の侍』/ The Seven Samurai
1954年 日本
監督:黒澤 明 主演:三船 敏郎、志村 喬
めちゃくちゃ面白い映画だけど、3時間半と、とにかく長い。モノクロということも相まって大抵途中で寝てしまうのが常。こういう大作こそ、お正月にノンビリと観るべきではないか、ということで選んでみました。俳優陣の格好良さに目がいきがちですが、これは「食」にまつわる映画。米をめぐる熾烈な戦いの物語なんです。途中で寝たら何度でも繰り返して見直して、描写が細かい。


2.『ザ・ウォーク』/ The Walk
2015年 アメリカ
監督:ロバート・ゼメキス 主演:ジョゼフ・ゴードン=レヴィット
今はなきNYワールドトレードセンタービル。このツインタワーの間に無断でロープを張り、綱渡りをしたフランスの大道芸人の実話を実写化したもの。当たり前だけど、もうビルは無いのでフルCGでつくられています。長らくCGに対して懐疑的だったのですが、これ以上ないくらい意義のあるCGの使い方をしていると思います。みんなで大画面で観てみて、めちゃくちゃ怖い!!


3.『さば』
2008年 日本
監督:藤田 容介 主演:荒川 良々
その唯一無二な存在感によって、作品に純粋性とコク深さを与える。荒川良々さんにはそんなイメージを持っています。名脇役てきなポジションも多い中、こちらは主演作。荒川さんのナイーブさに、どんどん引き込まれていきます。とても優しく、とても哀しい。井上和香さんときたろうさんとの絡みも最高。じっくりと観てノスタルジック?な気分に浸ったら、その余韻のまま寝てしまうのも、贅沢なお正月の過ごし方かもしれません。


齋藤 輝彦
アヒルストア店主
東京・富ヶ谷のワインバー『アヒルストア』店主。
渋谷区のFM「渋谷のラジオ」で「オトナの恋愛バラエティ 11AM」という番組のMCを担当中。
食べログ:アヒルストア



CC_FEATURE_Movie_2017_01_jp.jpg CC_FEATURE_Movie_2017_01_jp.jpg 1.『華氏451』/ Fahrenheit 451
1966年 イギリス
監督:フランソワ・トリュフォー 主演:オスカー・ウェルナー
文字の禁じられた社会で、本を焼却処分するファイアマンの主人公が、本の魅力に気づき、摘発される側へと追いやられていくストーリー。テレビの普及で本の役割が変化していった時代のシニカルな視点は、今また新たな問いを投げかけてくる。森の中のラストシーンが本当に美しくて、ずっと観ていたいと思う。


2.『魔女の宅急便』/ Kiki's Delivery Service
1989年 日本
監督:宮崎 駿
大人になって改めて感じるのは、独り立ちするために13歳で親元を離れ(魔女とはいえ)、すべて自分で選択して、新しい環境に順応していくなんてすごいことだと思う。その奮闘する姿に自らをほんの少し重ねて、新しい気持ちで1年のスタートを切りたい。ジブリだと年末なら『風の谷のナウシカ』(コミックのほう)ですが、年明けはマジョタク。


3.『王手飛車取り』/ Le Coup du berger
1956年 フランス
監督:ジャック・リヴェット 主演:ヴィルジニー・ヴィトリ
愛人にプレゼントしてもらった毛皮のコートを、夫にばれずにいかにして手に入れるか。恋愛の駆け引きをチェスになぞらえた軽快なストーリーと、こうきたか!というラストシーンの清々しさは、年始にぴったりかなと思います。短編なので、さくっと観られるのもよし。


林 紗代香
TRANSIT編集長
岐阜県生まれ。雑誌『NEUTRAL』の創刊時より参加。その後いくつかの雑誌を経て、『TRANSIT』へ。旅する女性に向けた『BIRD』の編集長も務め、34号より『TRANSIT』編集長を務める。最新号ベトナム特集が発売中。
www.transit.ne.jp CC_FEATURE_Movie_2017_01_jp.jpg CC_FEATURE_Movie_2017_01_jp.jpg 1.『アギーレ・神の怒り』/ Aguirre, the Wrath go God
1972年 西ドイツ
監督:ウェルナー・ヘルツォーク 主演:クラウス・キンスキー
世の中には常識や理解を超えた圧倒的なものがあり、全体を見る事や感知する事はやはり当たり前に重要、ということを認識させてくれる作品で、いつ見ても新しい発見と刺激がある。黄金卿を目指す冒険譚が、あまりに美しく超絶的なシークエンスの連続の中アウト・オブ・コントロールしていく様と、これを人間が作っているという事実を自分の人生に照らし合わせて、絶望にくれる事をお勧めします。


2.『ハリーとトント』/ Harry and Tonto
1974年 アメリカ
監督:ポール・マザースキー 主演:アート・カーニー
世界のどこに行っても、テクノロジーによる価値観や生活の変化があっても人の思う事や願う感情はだいたい変わらない、という事が年や経験を経るとわかってくるものですが、この、おじいさんと猫のロードムービーも人生のメンター感を鳥瞰したような視点があり、出会う人の俗姓とパセティックな感じがいちいち身につまされる。ある曲のカヴァーが演奏されるシーンとラストシーンを見るために、数年に一度見たくなる作品。


3.『デルス・ウザーラ』/ Dersu Uzala
1975年 日本・ロシア
監督:黒澤 明 主演:ユーリー・ソローミン
冬になると見たくなる映画といえば、『シャイニング』とこれですかね。ヘヴィーアウトドアどころではないシベリアの大自然の中、引きの壮麗さと寄りの人間圧の狭間で問われる生きる事の意味、的なもの。夢の中にまで出てくる「カピターン!」の声を反芻しながら、スケールと時間軸、日々の生活と環境について黙して自問自答。


瀧見 憲司
DJ/Crue-L代表
東京都生まれ。DJ/Crue-L代表。DJ界におけるMaster of The Romanticとも評され、欧米を中心とした海外DJ公演も毎年多数。3枚のオフィシャルMIXCDの他に、Being Borings、Crue-L Grand Orchestra、Luger E-Go等の名義で作品をリリース。リミキサーとしてもCut Copy、Nina Kraviz、Phil Manzanera(Roxy Music)、Cornelius、Sebastien Tellier他、手掛けたもの多数。
www.crue-l.com CC_FEATURE_Movie_2017_01_jp.jpg CC_FEATURE_Movie_2017_01_jp.jpg 1.『ノー・ディレクション・ホーム』/ No Direction Home
2005年 アメリカ
監督:マーティン・スコセッシ 主演:ボブ・ディラン
ボブディラン無茶かっこええし、スコセッシもまー好きやし、ためになる事も言ってるので、夢を持ってる人におすすめの1本です。


2.『フォー・ルームス』/ Four Rooms
1995年 アメリカ
監督:クエンティン・タランティーノ他 出演:ブルース・ウィリス他
クエンティン・タランティーノがとにかく大好きです。タランティーノが絡む作品全部好きです。


3.『ワイルドバンチ』/ The Wild Bunch
1969年 アメリカ
監督:サム・ペキンパー 主演:ウィリアム・ホールデン
来年はこんな感じでいこうかなと久しぶりにみようと思ってる1本です。


森 敦彦
WACKO MARIAデザイナー
1972年生まれ。兵庫県出身。2005年に「WACKO MARIA」設立。音楽を常に根底に置き、上質でロマンティックな、色気を感じさせるスタイルを提案している。 また幅広いジャンルのレコードコレクターでもあり、SKA、ROCK STEADY、ROCK'N'ROLL、BLUES、ROCK'A'BILLY、FUNK等のSOUL REBEL MUSICを独自のアプローチで表現する。
SOUND CREW「KILLER TUNES BROADCAST」を主宰する。 wackomaria.co.jp
soundcloud.com/killer-tunes-broadcast CC_FEATURE_Movie_2017_01_jp.jpg CC_FEATURE_Movie_2017_01_jp.jpg 1.『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』/ The Nightmare before Christmas
1993年 アメリカ
原案・原作:ティム・バートン
小さなころから毎年クリスマスになると家族全員で見ている定番の映画です!今年もクリスマスが来たのだなあと、とてもうれしくなります。 また、ティムバートンは私のお気に入りの監督で、彼の作品はたくさん見てますが、この映画がやっぱり私のお気に入りのクリスマス映画のひとつです。


2.『グリンチ』/ The Grinch
2000年 アメリカ
監督:ロン・ハワード 主演:ジム・キャリー
A classic that never gets old。この映画を見るといつも思います。 The Grinchは観ていると心が温かくなるし、家でゆっくりしながらホットチョコレートが恋しくなる、ホリデーシーズンに見たいお気に入りの映画のひとつです。


3.『レオン』/ Leon
1994年 フランス・アメリカ
監督:リュック・ベッソン 主演:ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン
登場人物のマチルダは私の永遠のファッションアイコン。常に私自身にインスピレーションを与えてくれるマチルダが大好きです。レオンとマチルダの関係やストーリーの進み方も大好き、毎回見ているのですが、どのシーンも一瞬にして引き込まれてしまいます。時間がある年末年始に何度もみたい映画です。


阿部 ジュリア
モデル/アーティスト
1996年生まれ。日本人の父とブラジル人の母を持ちそのエキゾチックなフェイスが魅力的。国内問わずモード誌やショーなど中心に活躍中。また2017年8月に個展を開催。モデル業のかたわらアートの才能も発揮する。ネクストモデルとして注目を浴びている。
www.instagram.com/juliasumire


CC_FEATURE_Movie_2017_01_jp.jpg CC_FEATURE_Movie_2017_01_jp.jpg 1.『フラッシュダンス』/ Flashdance
1983年 アメリカ
監督:エイドリアン・ライン 主演:ジェニファー・ビールズ
プロのダンサーを目指す女性、アレックス。製鉄所で働き、休憩時間にはフランスのバレエの本を観る(写真だけを)。だだっ広い倉庫に住み夜はダンスに励む。アーミージャケット、ドロップハンドルの自転車・・・その全てのバランスがかっこよくて中学生の僕の心を鷲掴んだ。卒業文集のアンケートの質問「理想の女性は?」の欄に「ジェニファー・ビールス」って答えていた。何回も観ているけどまた観たい。


2.『トップ・ガン』/ Top Gun
1986年 アメリカ
監督:トニー・スコット 主演:トム・クルーズ
映画館を出てMA-1もどきを着てオートバイに跨った高校生の僕は、いつもよりぶっ飛ばし、気分はすっかりマーベリックだった。マーベリックと美人教官チャーリーとの駆け引き、ビーチバレー、西日の中疾走するKAWASAKI、グースのピアノに合わせて歌うシーン、チャーリーのポルシェ356・・・書き出すといくらでも出てくる好きな場面。今すぐでも観たい。


3.『ライスカレー』/ Rice Curry
1986年 日本
脚本:倉本 聰 主演:時任 三郎
ケン(時任三郎)、アキラ(陣内孝則)はライスカレー屋を始めるために野球部の大先輩、次郎(北島三郎)に呼ばれバンクーバーに行くが、その頼りの次郎が駆け落ちして失踪。次郎を探す旅に出た二人は車で事故を起こし立ち往生。そこで偶然ログビルダーBJ(中井貴一)と出会う。そしてラック・ル・ジューンという湖の畔でログハウスを建てる手伝いの生活が始まる。宇崎竜童の主題歌「ALONE&ALONE」、時任三郎が歌う「川の流れを抱いて眠りたい」が胸にしみる。この世界に憧れて19歳の僕はカナダの山の中で3ヶ月間ログビルディングを習った。今の自分を作り上げるのに大きく影響したドラマ。


黄瀬 徳彦
TRUCK 代表
大阪の家具屋TRUCK FURNITURE代表。流行に流されず、自分たちが欲しいと思う家具、木、革、鉄など、それぞれの素材感を大切に、奇をてらわず長く使える家具を作る。自分たちが作った場所。そこで作って、そこで売るスタイルをずっと続けている。著書に『TRUCK WORKS』、『MAKING TRUCK』、『TRUCK NEST』がある。 TRUCK20周年記念のCDとLPレコード「TRUCK FURNITURE 20th ANNIVERSARY GOOD DAY MUSIC」をユニバーサルミュージックよりリリース。 truck-furniture.co.jp