OIGEN
暮らしの中に永く愛せる道具を
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COVERCHORD FEATURE

OIGEN
暮らしの中に永く愛せる道具を

岩手県奥州市で160余年に渡り、南部鉄器の鋳造を生業とする〈OIGEN〉
急須やフライパンなど、暮らしに欠かせない実用的な道具でありながら、凛とした佇まいがモノとして美しい〈OIGEN〉の鉄器は生活に取り入れたいものばかり。
鉄器のある暮らしの愉しさを伝え続ける、本ブランドの魅力に迫る。
暮らしの中に何かひとつでも、永く愛せる道具が欲しい。
「より多くのものをより速く」そんな生産のサイクルが求められる競争の中で、この国の工房には一つひとつを丁寧に、手作業手しごとに重きをおいたものづくりを大切にする息遣いが残っている。
南部鉄器の老舗〈OIGEN〉もその一つだ。

岩手県は奥州市における南部鉄器鋳造は平安時代後期に藤原清衡が近江国(現在の滋賀)から鋳物職人を招き、中尊寺など寺院の梵鐘製造をさせたことに端を発するという。
〈OIGEN〉は1852年の創業以来、5代に渡りこの地に根付く鉄鋳物技術を担いながら、世に南部鉄器のある暮らしを提供し続けている。
CC_FEATURE_OIGEN_01.jpg 鉄鋳物は砂で作った型に鉄を流し込み、温度が下がり固まったら砂型を崩し出来あがるもの。
型の砂の粒子がそのまま鉄の表面「鋳肌」に映し出されるため、美しい鉄器作りには良い砂が欠かせない。
職人たちは一日に何度も型に使う砂を握るという。砂はまるで生物。気温や湿度の微妙な変化で湿り気はすぐに変化してしまうため、ちょうど良い塩梅の砂は手で触った感触を頼りに選定される。
CC_FEATURE_OIGEN_02.jpg CC_FEATURE_OIGEN_03.jpg 物の大小に関わらず、同じ砂型で形作られる鉄器。型へと流し込む鉄は、目指す鉄器それぞれの特徴を見極め温度の調節が必要になる。大きく重い鍋は高温で素早く鉄を流し、小さなものは200℃程温度を下げて注ぐなど、職人の長きに渡る経験によってそれぞれの製品の特徴に適切な温度を見極めている。
CC_FEATURE_OIGEN_04.jpg CC_FEATURE_OIGEN_05.jpg CC_FEATURE_OIGEN_06.jpg 職人から職人へと代々伝承された〈OIGEN〉の匠の技は、今なお練磨されながら美しい南部鉄器を世に送り出し続けている。

油を馴染ませながら使い込むほどに出る味、道具の経年を楽しめるのも〈OIGEN〉鉄器の魅力。
便利で安価、使い捨てのモノが溢れる今だからこそ、自らの手で永く愛せる道具へと育む事に価値があるのでは。

日々良い道具を使いたいと心がけることは、きっと多くの豊かな時間を生み出す。
身近にある実用品でありながら、美的な価値を備える〈OIGEN〉の鉄器を日々の暮らしに取り入れてみてはいかがだろうか?
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