クリエイターにきく、
年末年始に見たい映画とドラマ。
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COVERCHORD CULTURE

クリエイターにきく、
年末年始に見たい映画とドラマ。

2021年も残すところあと僅か。
COVERCHORDの年末恒例企画として、今年も各界で活躍するクリエイター6名に、年末年始に観たい映画・ドラマシリーズを聞いた。
おひとりでも、大切な人と共にでも。年末年始の時間をオススメ映画で、ゆったりまったりと、過ごしてみてはいかがでしょうか。

今年もCOVERCHORDでのお買い物をお楽しみいただきありがとうございました。
来年の皆さまの生活が、より愉しいものとなりますように。




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中田 慎介
が選ぶ 3本
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『殺人の追憶』/ Memories of Murder
2003年 韓国
監督:ポン・ジュノ / Bong Joon-Ho

韓国で1986年から1991年にかけて発生した、"華城連続殺人事件"の実話を元にアレンジされたサスペンス映画。
公開時、韓国映画のパワーに震えた忘れられない作品。
ポン・ジュノ監督、僕にとってパラサイト以上の衝撃を受けた作品がこの映画。"生々しい"という言葉がぴったりのドロッとした独自の物語の流れ、緊張感満載の撮影方法など、当時あまりの衝撃にミステリー系の映画を当面観たくなくなるほどでした。
昨年、パラサイトのアカデミー受賞のニュースから少しディグると、2019年に殺人犯が特定されたことを知り、改めて約20年前の映画を少し安心した気持ちでじっくり観てみたいなあと。とはいえあの過去類を見ない残虐な事件。遺族の思いは消えないでしょうが。

『虎狼の血』/ The Blood of Wolves
2018年 日本
監督:白石和彌 / Kazuya Shiraishi

鬼才白石和彌監督の、広島県を舞台に暴力団の抗争、警察の癒着・腐敗などを描いた作品。
どうも人情というか、人間愛に飢えているこの長いコロナウイルスとの闘い。恋愛映画や家族愛などには、捻くれ過ぎた数年を過ごしたせいか、今は食指が動かないのですが、泥臭い力強さがある男目線の"泣きたい、心揺さぶられたい"という欲求が強まりリサーチする日々。
そういえば、いつのまにかスルーしてしまっていたこの映画。古舘伊知郎さんの"『アウトレイジ』に対する東映の答えですね"の言葉に期待しかありません。
正月だからこその贅沢な時間の使い方である、子供達が寝静まった真夜中にガッツリ作品に入り込んで観たいなあと。

『マイ・ガール』/ My Girl
1991年 アメリカ
監督:ハワード・ジーフ / Howard Zieff

最近、子供と一緒に映画を観る時間が無いことに淋しさを感じています。
捻くれているので家族愛は食指が動かない、と言いつつも子供達に嫌われたくない......。一緒の時間を過ごしたい......。学びを与える親でありたい......。
ということで切なくも甘い、心の奥にじ~んと染み渡るような映画を観せてあげたい。そして温度の高い人間に育って欲しいという願いのもと、正月にこちらの映画を家族で観たいと考えています。
1991年公開。多感な青春時代に経験したこちらを今回は親の立場で子供たちの顔を眺めながら観てみようかなと。
様々な想いが錯綜し自分がどんな気持ちになるかも楽しみな作品。
結局は"パパうざい"と、この提案もスルーされるのでしょうが......。

中田 慎介(なかだ・しんすけ)
クリエイティブ ディレクター
1977年生まれ。2000年「ビームス プラス 原宿」のオープニングスタッフとして入社。2012年に〈ビームス プラス〉のディレクターに就任後、〈ビームス〉のチーフバイヤーを兼任し、2015年3月より現職に。
ビームスのメンズカジュアル全体を束ねるビームスの仕掛け人。

Website_beams.co.jp/
Instagram_@nakadashinsuke




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在原 みゆ紀
が選ぶ 3本
CC_FEATURE_MOVIE_2021_04.jpg 『湯を沸かすほどの熱い愛』/ Her Love Boils Bathwater
2016年 日本
監督:中野量太 / Ryota Nakano
クリスマスはやっぱり洋画が見たくなりますが、邦画をみるとしたらこれかな?と思いました。とても悩みました。。!
クリスマスってやっぱり愛を感じたくなりますからね。熱い愛を感じたいな。なんて思いました。観終わった後の心のポカポカをシェアしたいです。

『ラブ・アクチュアリー』/ Love Actually
2003年 アメリカ
監督:リチャード・カーティス / Richard Curtis
クリスマスが目の前に迫っている男女それぞれのストーリーがリアルで、見ていてドキドキしちゃいます。クリスマス会でみんなで観て、みんなできゃーきゃーするのがたまらないです(笑)。同じ監督の作品『ノッティングヒルの恋人』も連続してみたいですね。

『ニューイヤーズ・イブ』/ New Year's Eve
2011年 アメリカ
監督:ゲイリー・マーシャル / Garry Marshall
クリスマスを過ごしながらも、もう頭の中は大晦日の人、多いはず。クリスマスが終わってもまだ大丈夫、まだ間に合う!大晦日までチャンスはあるぞー!!!!これを観て気持ちを高めます(笑)。


在原 みゆ紀(ありはら・みゆき)
モデル
雑誌や広告、今後のさらなる活躍にも期待が高まっているモデル。
あらゆる年代をチェックするヴィンテージ好きで、男女から私服に注目が集まる。
競輪選手である父の影響もあり、自転車を乗りこなすアクティブな一面も。

Website_gunns.jp
Instagram_@ariharamiyuki




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今泉 悠
が選ぶ 3本
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『レディ・プレイヤー1』/ Ready Player One
2018年 アメリカ
監督:スティーヴン・スピルバーグ / Steven Spielberg
メタバースの台頭により、オアシスがいよいよ現実的に。信じられない速さで進む時代に、取り残されないように復習したい。

『her 世界でひとつの彼女 』/ her
2013年 アメリカ
監督:スパイク・ジョーンズ / Spike Jonze
AIと恋愛に発展していくなんて物語が面白くて、当時は目の前ことで精一杯だったけど、そう遠くない未来なんだと思えた。
未来を考えるキッカケになった映画かもしれない。

『浅草キッド』/ Asakusa Kid
2021年 日本
監督:劇団ひとり / Gekidan Hitori
昭和が好きです。田舎では理不尽な名残に苦労しました。
北野武さんがどう生きたのか。ネトフリとか普段全く観ないけどこれだけはどうしても観たい。


今泉 悠(いまいずみ・ゆう)
〈ayame〉デザイナー
Website_ayame-id.jp
Instagram_@uimaizumi




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長尾 悦美
が選ぶ 3本
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『はじまりへの旅』/ Captain Fantastic
2016年 アメリカ
監督:マット・ロス / Matt Ross
文明社会から離れて、父親の独自の教育の下、山の中でサバイバル生活をする家族の物語。
母親の死をきっかけに都会の世界を知り、成長と共に、思春期を迎え、自分達の生活と外の世界とのズレと都会への憧れを持ち始める子供達と、父親の我が子を愛する気持ちと自分の教育の考えとの葛藤を描いた映画。
家族の絆の深さに感動する映画。
極端だけど、いわゆる一般的な考えの枠組みの中で育ってきた私には、こんな生活してみたかったなぁとも憧れたりもします。

『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』/ Chef
2014年 アメリカ
監督:ジョン・ファヴロー / Jon Favreau
一流レストランのシェフを辞めて、キューバサンドのフードトラックを始める1人の男性と、親友、1人息子とのアメリカ横断の旅を描いた作品。
とにかく、キューバサンドが美味しそうで(笑)。
映画の中で主人公がキューバサンドを作るきっかけになったマイアミにある歴史あるキューバ料理レストラン「Versailles Restaurant」は3年前に行って、映画のシーンを思い出しながら食べた良い思い出。
音楽も大好きなラテン音楽が使われていたり、見ていてとても陽気で楽しく、男親子の絆に温かい気持ちになれる映画です。

『ハイ・フィデリティ』/ HIGH FIDELITY
2020年 アメリカ
原作:ニック・ホーンビー / Nick Hornby
NY Brooklynに住むレコードショップオーナーの女性の恋愛を振り返るストーリー。
NYに住むリアルな女の子の恋愛あるあるな話。内容に特に深みは無いのですが(笑)。 
共感できる部分もありながら。
主人公を演じるZoe Kravitz がとにかくかわいいし、お洒落‼︎ 音楽も良くてファッションスタイルを見るのが楽しくて、一気見しました。
舞台になっているBrooklynの街並みも懐かしく、あー早くまた行きたいなぁと思いが募ります。
2000年に公開された映画版にはZoeの母親Lisa Bonetが出ているみたいなのでそっちも見たいなと思っています。


長尾 悦美(ながお・よしみ)
髙島屋ウィメンズファッションディレクター
出身地の北海道にて、18歳から12年間セレクトショップの販売員を経験。その後、30歳で上京。
髙島屋のセレクトショップ〈STYLE&EDIT〉のバイヤーを経て、2020年春からは髙島屋ウィメンズファッション部門のクリエイティブディレクターに就任。
商品の買い付けをはじめ、ショップビジュアルや商品ディレクション、他社ブランドとのコラボ企画まで幅広く活躍中。

Instagram_@yoshiminagao




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James Oliver
が選ぶ 3本
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『ダイ・ハード3』/ Die Hard with a Vengeance
1995年 アメリカ
監督:ジョン・マクティアナン / John Mctieran
「ダイ・ハード」オリジナル3部作からどれでも選ぶことができますが、間違いなくこの作品が一番。
この3作品は、この時代としての映画と、俳優としてのブルース・ウィリスを定義するものだと思うんです。
ストーリーは荒唐無稽で、当時としては技術も少し遅れていますが、その分信じられるものがあります。
また、ジョン・マクレーンのキャラクターとサミュエル・L・ジャクソンとのコンビが、この映画を特別なものにしているのも事実です。まさに必見の映画です。

『ロンドン・ドッグス』/ Love, Honour and Obey
2000年 アメリカ
監督:レイ・バーディス&ドミニク・アンシアーノ / Ray Burdis & Dominic Anciano
レイ・ウィンストンとジュード・ロウが、適度なユーモアを交えたロンドンのギャング映画で、素晴らしい演技を披露している。
ガイ・リッチーの『ロック・ストック・アンド・ツー・スモーキング・バレルズ』や『スナッチ』など、このジャンルの映画では私のリストの上位に位置しますが、この映画は実にユニーク。この映画を特徴づけているのは、俳優たちがほとんど即興で役を演じていることです。
物語は、郵便配達員が親友を説得して、叔父の犯罪組織に加わることを許可してもらうことに焦点を当てています。一旦ギャングに入れられた新入りは、思ったより華やかでない生活に幻滅し、ますます無謀なリスクを冒すようになる。

『ワンス・ウォリアーズ』/ Once Were Warriors
1994年 ニュージーランド
監督:リー・タマホリ / Lee Tamahori
私にとって本当に衝撃的な作品でした。ニュージーランドの南オークランド、私が子供の頃に住んでいた家から車で10分ほどの場所を舞台にしたこの作品は、ニュージーランド映画の美しさと輝きを見せてくれる必見の作品です。マオリ族の戦士の子孫である一家が、暴力的な父親と社会からのけ者にされるという問題に悩まされている。


James Oliver(ジェームズ・オリバー)
編集者
元プロサッカー選手のジェームス・オリバーは、東京を拠点とする編集者、写真家、クリエイティブ・ディレクター。2003年にオンラインマガジン『SLAMXHYPE』を創刊した後、2009年に年2回発行の紙媒体『THE NEW ORDER magazine』、2015年に女性クリエイターに焦点をあてたカルチャーマガジン『her.』を立ち上げる。
Instagram_@jamesoliver_tno
Instagram_@thenewordermagazine
Instagram_@hermagazineofficial




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シャラ ラジマ
が選ぶ 3本
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『ヴィクトリア』/ Victoria
2015年 ドイツ
監督: ゼバスティアン・シッパー/ Sebastian Schipper
映画全編140分、全てワンカットで撮っている雑技団系のテクニック。初めのクラブのシーンがすごく印象的で、夜中のベルリンを駆け回る映画。

『危険なメソッド』/ A Dangerous Method
2011年 カナダ
監督:デヴィッド・クローネンバーグ / David Cronenberg
タイトルからは想像つかない、フロイトとユングの決別が主軸の映画。学者を描いてる映画が少ない中でも、哲学者を描いてる映画はさらに珍しい。

『アレクサンドリア』/ Agora
2009年 スペイン
監督:アレハンドロ・アメナーバル / Alejandro Amenábar
歴史繋がりで、4世紀の激動のローマ帝国の女性の数学者ヒュパティアを題材にした映画。学術の都市だったエジプト・アレキサンドリアに隆盛し始めたキリスト教が介入してくる歴史物。


シャラ ラジマ(しゃら・らじま)
モデル・文筆家
東京都出身。バングラデシュのルーツを持ち、東京で育つ。国籍や人種にとらわれず、ボーダレスに活動するモデル。
2020年に〈LOEWE〉のキャンペーンモデルに選ばれ、話題に。文筆家としての顔も持つ。

Instagram_@lalazima_