2025-12-23
丙の
注連飾り



3月の雛人形、5月の兜飾り、9月の月見団子飾り、12月のクリスマスツリー等々。
鍋から即席麺を直接啜るような、ただれた生活を送っていた20代当時の私。
これらの季節飾りは、“使用期間が明確に限定された、年間の大半を収納の中で過ごすインテリア”程度に認識しておりました。
しかしCOVERCHORDで働き始め、暮らしの質に目を向けるようになり、季節を取り入れた生活の心地よさを実感するようになりました。
ひとりきり、好き勝手を謳歌していた私も、今年ついに所帯を持ちました。既婚者なう。
旬の食材やしつらえをふたりで分かち合う時間は、日常にささやかな豊かさをもたらしてくれます。
いくつのものアップデートを経た私が今、この年末年始のしつらえに迎えたいのが
〈丙(ひのえ)〉の注連飾り。〈丙〉は岡山県を拠点に、稲作から手がけながら伝統的な注連飾りを丁寧に制作するブランド。太陽を意味する名の通り、前向きな縁起をそっと添えてくれます。
向かい合う鳩を象った注連飾りは、末広がりの形から夫婦円満を願うもの。眼鏡型は、見通しがよくなるようにとの願いが込められ、玄関や戸口にも飾りやすい佇まいです。
ふたりの時間が始まる場所に、ささやかな願いを込めて。新年を迎える静かな準備としておすすめします。
Selector: Motono

















