COVERCHORD FEATURE

nonnative × UNDERCOVER
OZISM Collection

異なる世界観を持つデザイナー二人の共感から生まれた、
初となるカプセルコレクション“OZISM”が登場。

12月10日（土）発売

〈UNDERCOVER〉と〈nonnative〉による、初のコラボレーション“OZISM”が実現した。映画監督、小津安二郎氏からインスパイアされたこのネーミングは一見相反する両デザイナーが、日本の美学や歴史、背景を重んじる点や、小津氏に共感する部分に敬意を込めて名付けられた。

「普段着としての作務衣(さむえ)が欲しい」という、デザイナー同士の私的な会話と、感性の共感から始まった本プロジェクト。両ブランドのエッセンスをミックスし、ジャケットとコートにロングスリーブTシャツ、〈GRAMICCI〉のイージーパンツ、そして〈GUIDI〉のバッグジップブーツの5型を、カプセルコレクションとして具現化した。

本特集では、〈UNDERCOVER〉高橋盾と〈nonnative〉藤井隆行、両デザイナーが“OZISM”を纏い、小津安二郎氏にとっても二人にとっても所縁の地、鎌倉は円覚寺を歩いた。

UNDERCOVER
1990年、デザイナーの高橋盾がスタートした〈UNDERCOVER〉は、ストリートファッションやアート、ミュージック、サブカルチャーなどの様々な要素をハイエンドファッションにまとめあげ、独自の世界観を持ったコレクションを展開している。2002年より東京からパリへと発表の場を移し、世界でも唯一無二の存在感を放っている。

nonnative
1999年設立。2001年より、デザイナーに藤井隆行が就任。歴史を積み重ねてきたミリタリー、ワーク、アウトドアウェアのアーカイヴから用途にあった生地・丈夫な縫製・実用的なディテールといった「機能」を抽出し、そこに動きやすさや着心地に象徴される「快適性」を融合。時流に捉われない普遍性をデザインとして再構成したコレクションを展開している。

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12月10日（土）発売

Photograph_TARO MIZUTANI

nonnative × UNDERCOVER
OZISM

両ブランドによる初のコラボレーションとなる"OZISM"。デザインのキーワードとなった「作務」とは、禅の修行を行う僧にとっては、清掃を始めとするあらゆる労務のことを意味し、欠かすことのできない修行の一環。そのときに着る「作務衣」を「ワークウェア」と捉えて構築されたコレクションは全5型。

「MONK（修道僧）」と名付けられたジャケットとコートに、〈nonnative〉と長く協業している〈GRAMICCI〉による「CLIMBER EASY PANTS」を合わせたセットアップ仕様。

「和」をイメージしたデザインにアップデートし、素材はPOLARTEC® Wind Pro®とCORDURA®を組み合わせた機能素材をミックス。寒さを凌ぐ保温性を備えた。コートにはGORE-TEX INFINIUM™を搭載することで、防風性を完備。

“OZISM”のグラフィックを配したアイコニックなロングスリーブTシャツを加え、各アイテムにコラボレーションを象徴したオリジナルのネームが配される。

足元には〈nonnative〉、〈UNDERCOVER〉共にコラボレーションしている〈GUIDI〉のバッグジップブーツ。アッパーは〈UNDERCOVER〉の仕様、ソールは〈nonnative〉で採用されているノルウェイジャン製法にビブラムソール仕様で、互いのブランドのエッセンスをミックスした。