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特集記事

COVERCHORD CULTURE

クリエイターにきく、冬のプレイリスト
WINTER TRACKS

各界で活躍するクリエイターたちがおすすめする、
「冬」に聴きたいプレイリスト。

気がつけば暦は12月。冬真っ盛り。
うんと冷え込むこの季節も楽しく過ごすべく、COVERCHORDでは、各界の音楽通クリエイターたちに、「冬」をテーマにおすすめの5曲を聞いた。

ノスタルジックなムードの曲や、心から温かい気持ちになれる曲。仲間と和気あいあいと過ごす曲に、純白な青春時代を想い起こす曲、などなど。それぞれの「冬」を想うプレイリストが完成。

皆さまにとっての素敵なウィンターシーズンを、グッドミュージックと共にお過ごしください。

DJ
Prins Thomas

1_Sometimes It Snows In April / Prince
2_Fade Into You / Mazzy Star
3_ Habitual Love / Okay Kaya
4_Tombola 9 (Funky Loffe Remix) / Dina ôgon
5_Regard / Mr. YT

冬をテーマにしたプレイリストでは、寒い時期に私を暖かくしてくれる曲や、若い頃、マイナス20度の雪の中を歩いて学校に通っていた頃のウォークマンの中にあった曲をいくつか選んでみたんだ。

1_私の青春時代を彩った音楽的ヒーローによる、本当に美しいバラード曲です。

2_ウォークマンの中から。魂の底から暖まるエモーショナルな1曲を。

3_比較的ニューネームな彼女ですが、ノルウェー出身のアーティストで、私が本当に大好きな人です。

4_スウェーデン発信のこのデビューアルバムは、夏から春にかけ何度も聴きました。少しハリのあるテイクは、私のお気に入りのアルバムの一つで、少なくともあと数ヶ月の冬の期間、このアルバムを聴くことになるでしょう。

5_“Mr. YT”こと、竹ノ内裕治氏のオールタイム・フェイバリット作品。実はその正体を知ったのはつい最近の話。1998年に〈Global Cuts〉からホワイトレーベルのプロモを受け取り、何年もその正体を知らずにプレイしていました。数年前に自分のコレクションの中で再発見し、今また再燃しています。

Prins Thomas
DJ /プロデューサー
北欧ノルウェーのDJ。レーベル〈Full Pupp〉と〈Internasjonal〉を主宰。2005年、盟友Lindstrømとの共作アルバム『Lindstrøm & Prins Thomas』をリリースし、世界中の音楽シーンに新しい風を吹きこんだ。Remixerとしても数多くの「Discomiks」を手がけている。2022年3月、最新アルバム『8』と『9』を2枚連続リリース。

Website_linktr.ee/prinsthomas
Instagram_@prinsthomas

[ライブイベント]
PRINS THOMAS JAPAN TOUR 2022 Supported by Flor de Cana

Tokyo
12月3日(土) - DISKO KLUBB - at VENT
Website_ vent-tokyo.net 

Osaka
12月4日(日) - PRINS THOMAS JAPAN TOUR 2022 - at Compufunk Records
Website_compufunk.com

KOWGA
甲賀加純

1_Sega / Awich
2_Keep It Lo / Ojerime, Mura Masa
3_Wildfires / SAULT
4_Born to be blue / UA, 菊地成孔
5_I Need You so Much (feat. Roberta Sweed) / Moodymann, Roberta Sweet

寒くなってきてジャケット着たまま車に乗って冬にドライブしながら聴きたい曲を考えて選びました。
テクノやハウスも好きですが、冬はゆったりな曲が気分でその中でもジャジーなテンションの曲とエモい雰囲気で選びました。
ジャンルも様々ですが、これを聞いてドライブに行きたいです。

甲賀加純(こうが・かすみ)
KOWGA デザイナー
1996年静岡県生まれ。2021年秋冬コレクションより自身のブランド〈KOWGA(コウガ)〉をスタート。メンズ特有のストリートな雰囲気と、ウィメンズらしい上品なディテールを融合させたスタイルに定評があり、男女問わず幅広い層から注目を集め、〈Jordan Brand(ジョーダン ブランド)〉のプロジェクト “Unexpected Creativity”において、世界で活躍する女性4人のうちの1人として選出された。

Instagram_@kasumi.kouga

料理人
西恭平

1_Worm / Satan Club
2_Hard Drive / Cassandra Jenkins
3_BABY / Onyx Collective
4_Please Love Me / Liam Bailey
5_Flatiron / Suzanne Kraft

寒い冬に、暖かい空間で食卓を囲み、ワインを飲みながらみんなで食事をする時間を想像しました。

西恭平(にし・きょうへい)
料理人
京都調理師専門学校製菓部を卒業後、京都のホテルに勤務。渡仏し、アルザス地方 にて1年研鑽を積む。
帰国後、京都のビストロ、ホテルを経て、東京ミシュラン2つ星〈キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ〉にて勤務。各部門のシェフドパルティルを務める。
2014年より渋谷〈BistroRojiura〉シェフに就任。
2020年7月、日本橋兜町にイノベーティブフレンチ〈Neki〉をオープンし、ミシュランガイド東京でビブグルマンを獲得。2022年11月、世田谷代田に薪火レストラン〈songbook〉をオープン。

Instagram_@kyohei.nishi
Instagram_@neki_tokyo
Instagram_@songbook_tokyo

ミュージシャン
Julia Shortreed

1_Kith / Hilary Woods
2_Saudade / Ólafur Arnalds
3_Winter Variation / Meredith Monk
4_Sun / Hania Roni
5_Like someone In Love / Chet Baker

冬の散歩で聞きたくなる5曲を選びました。

Julia Shortreed
ミュージシャン
日本とカナダにルーツを持ち、東京を拠点に活動するSSW(シンガーソングライター)。
映画『海街diary』、ドラマ「わたしを離さないで」にて挿入歌を歌唱。2018年に小林うてな、ermhoiと共にユニットBlack Boboiを結成し、フジロック2019のレッドマーキーに出演を果たす。ソロでは、Bindividualよりシングル「Calling you」をリリース、2021年1月1st アルバム『Violet Sun』を発表。本年12月28日にキリスト品川教会にて、カルテットを入れた特別編成で「Violet Sun Live」を開催する。

Instagram_@juliashortreed

eye_C magazine
Martin Hoye

1_Fleeting Future / Akusmi
2_Ninjarous / Danger Mouse, Sparklehorse, MF DOOM
3_Endless / Portico Quartet
4_Swimmers / Zero 7, Jem Cooke
5_Varkala / Maribou State

これらはすべて、私の冬のプレイリストのトップに入っています。雪が降る中、オフィスや自宅で仕事をするときや、ー0℃のさわやかな朝にぴったりです。

Martin Hoye
eye_C magazine 編集長 / 写真家 / スタイリスト
16歳よりファッションに携わる。2017年「eye_C magazine」を創刊。それ以前は、フリーランスのカメラマンとして、またさまざまなファッションストアでWebマスターとして働いていた。新旧両方の雑誌に夢中。愛猫家。

Instagram_@mhooye
Instagram_@eyecmag

kit gallery
松田 “チャーベ” 岳二

1_Disenchanted / Everything But The Girl
2_Wild Mountainside / Eddi Reader
3_White Days / Nozomi Nobody
4_Crystal Brook / Fruupp
5_It Never Entered My Mind / Miles Davis Quintet

冬の寒い夜に毛布にくるまって聴くとぴったりくる音楽、もしくは、なんだか音楽に包まれてるような感覚を覚える曲をブランケットソングスと勝手に名付けて呼んでいます。そんなMY BLANKET SONGSの中でも長く愛聴している曲を選びました。聴いていると意味も無く涙がでたりするんです。

松田 “チャーベ "岳二(まつだ・ちゃーべ・がくじ)
kit gallery主宰 / バンドマン
1970年、広島県生まれ。CUBISMO GRAFICO名義でソロ活動をしつつ、様々なアーティストに楽曲を提供している。近年はバンドLEARNERSが活発に活動中。音楽活動とは別に原宿で小さなギャラリーkit galleryを主宰/運営。

Website_kit-gallery.com
Instagram_@cbsmgrfc

クリエイティブディレクター
haru.

1_Winter Solstice / phoenix
2_ワンダー / 羊文学
3_Love The Past / 小袋成彬
4_my future / Billie Eilish
5_New Year / Beach House

ものすごく寒い日に、一人で星を眺めながら聴きたい曲を集めました。
時間軸みたいなこともちょっと意識してみたので楽しんでもらえたら嬉しいです!
素敵な冬になりますように。

haru.
クリエイティブディレクター
1995年生まれ。東京藝術大学在学中に、同世代のアーティスト達とインディペンデント雑誌「HIGH(er) magazine」を編集長として創刊。多様なブランドとのタイアップコンテンツ制作を行ったのち、2019年6月に株式会社HUGを設立。代表取締役としてコンテンツプロデュースとアーティストマネジメントの事業を展開し、新しい価値を届けるというミッションに取り組む。

Website_h-u-g.co.jp/
Instagram_@hahaharu777

BEDWIN & THE HEARTBREAKERS
渡辺真史

1_Heartbeats / José Gonzáles
2_If I Ain’t Got You / Alicia Keys
3_Winter Wonderland / Tony Bennett
4_冬のリヴィエラ / 森進一
5_California Dreamin' / The Mamas & The Papas

寒い冬は家やスタジオにいることが多いの音楽を聴く時間が増えてくる季節です。気分をクリスマスに合わせたり、お正月に合わせたりとイベントでのムード作りに音楽を聴いて楽しんでいます。お気に入りの曲が冬のドライブ中にかかるとつい上がってしまいますよね。冬の曲は最高っす。

渡辺真史(わたなべ・まさふみ)
クリエィティブディレクター
BEDWIN & THE HEARTBREAKERS / DAYZ / GOAT

Instagram_@bedwinner

Illustration_Tim Kojima

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