我戸幹男商店の
汁椀

本日より開催の「JTCW 2023」をきっかけに、初めて漆器をお取り扱いさせていただきます。

そして〈我戸幹男商店〉の世界観をお伝えするため、見応えたっぷり！数多くのラインナップを並べさせていただきました。
その中でも私が最初に手に取ったのは、このシルエットが特徴の「TSUMUGI」シリーズの〈汁椀〉。

なめらかで美しい曲線、黒の漆から覗く木目模様。
見ているだけでもうっとりしてしまうデザインではないでしょうか？

「TSUMUGI」シリーズ一つひとつのフォルムは、古来から受け継がれてきた名称に由来されデザインされています。
シルエットの好みで選ぶのもいいですし、祈願を込めて選ぶのも素敵ですよね。

ちなみに私が選んだこの富士のデザインは、末広がりの形状から商売繁盛を象徴しているとのこと。
デザインの好みで選んだのですが、社会人としての定めを無意識のうちに引き付けていたようです。

デザインだけでなく、使い心地ももちろん抜群です。
なめらかで薄くて軽い作りなので、手にとても馴染みます。
そしてなんといってもお椀に口をつけた時に、縁の薄さに驚きました。薄いので口当たりが良く、汁物を美味しくいただけます。
薄くて軽いかつ、高台が小さいデザインだと安定感が心配になるところですが、
下に重心がくるように作られているので安定感があり、倒れにくい作りになっています。

山中漆器の技術と、〈我戸幹男商店〉の美意識が随所に込められた漆器です。
こちらの取材記事と合わせて、ぜひ見てみてください。

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