特集記事

COVERCHORD CULTURE

クリエイターにきく、夏のプレイリスト
SUMMER TRACKS

各界を代表するクリエイターたちがセレクトする、
それぞれの「夏」を楽しむためのプレイリスト。

良い夏には良い音楽を。どんな季節も心地よく、ご機嫌に過ごしたいCOVERCHORDでは、各界の音楽通クリエイターたちに、「夏」をテーマにおすすめの5曲を聞いた。

海へ山へドライブをしながら聴きたい曲。近所の公園を歩きながら聴きたい曲。常夏ムードに晩夏ムード。気持ち良い朝や、友人と盛り上がる深い夜。ひと口に「夏」と言えど、それぞれに流れる音楽は違う。

この夏を思いっきり楽しく過ごすために、COVERCHORDのグッドミュージックを是非。

1_Summer Madness / Kool & The Gang
2_Moving In The Right Direction / Steve Parks
3_A Warm Summer Night / Chic
4_Summer Breeze / Isley Brothers
5_The Star Of A Story / Heatwave

真夏に聴くと心地良い5曲を選びました。

Sadar Bahar
DJ
1982年にDJをスタート。ロンハーディー等のシカゴレジェンドの魂を守り続けたサダー・バハーは人生の大半をレコードを掘ることに費やし、数万枚とも言われるコレクションから厳選された、ソウル、ファンク、ディスコ等のレコードをMIXして、オリジナルハウスミュージックを追求してきた。シカゴの様々なクラブでのレジテンツを経て伝説のパーティー“ソウル・イン・ザ・ホール”を主催。誰よりも音楽を愛し、コマーシャル化してきたシーンとは一線を画した、アンユージャルなグルーヴを世界中のミュージックラバーに伝えるリビングレジェンドである。 2017年には〈RUSH HOUR〉より、DJフレンドリーなオリジナルディスコの12″シングルをリリース。そしてその続編とも思われる12″を〈BBE〉よりリリースし、共に世界中で話題盤となった。〈BBE〉よりリリースされたサダー監修のコンピレーションや、世界中の人気レーベルよりリリースされたRE EDITシリーズは即完売の人気作品となっている。 セオパリッシュ、フローティングポインツ、ディーゴらが彼からの影響を公言しジャイルスピーターソンに寵愛されるなど世界中で愛され注目されるDeeJay’s DJである。

Instagram_@sadarbahar
Facebook_sadar.bahar.5

8/20 (Sat) Rush Hour Night with Sadar Bahar, Antal at Contact
Website_https://www.contacttokyo.com

1_I Imagine / 横田進
2_The Cheek of Daniel / Neil Cowley
3._early summer rain / AOI
4_Summer of '98 / Baltra
5_宇多野 / 冥丁 

今回は、熱帯夜を彷徨いながら聴きたい音楽をセレクトしてみました。

冥丁（めいてい）
Artist
日本の文化から徐々に失われつつある、過去の時代の雰囲気を「失日本」と呼び、現代的なサウンドテクニックで日本古来の印象を融合させた、私的でコンセプチャルな音楽を生み出す広島在住のアーティスト。エレクトロニック、アンビエント、ヒップホップ、エクスペリメンタルを融合させた音楽で、過去と現在の狭間にある音楽芸術を創作している。ソロ活動の傍ら、〈Cartier〉や〈資生堂 IPSA〉などの世界的なブランドから依頼を受け、イベントやキャンペーンのためのオリジナル楽曲の制作も担当している。

Spotify_冥丁
Instagram_meitei.japan

1_サマージャム'95(cover) / U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS
2_いい時間 / EVISBEATS
3_ひこうき / Fishmans
4_Sol Clap / QUANTIC
5_Porcelain / 青葉市子

夏の一日、
1_遅めに起きだし 海に向かう車のなか
2_海から帰って 家で過ごす なんでもない時間
3_夕方に歩く田んぼの一本道
4_また海に出る 波音と 遠くに聞こえる夏祭りの音
5_そして 眺める 静かな夜の海
……そんな夏が続けばなあ。

金澤尚宜（かなざわ・なおき）
 〈あよお 金澤尚宜〉 陶芸家
1989年 熊本県天草下島に生まれる。2007年 陶芸の道へ。2022年 天草にて 〈あよお〉を 拓く。

Website_ayoo-utuwakeshiki.com
Instagram_@ayoo_pottery

1_Emp. Man’s Blues / The For Carnation
2_Radiation Ruling The Nation (Protection) / Massive Attack Vs. Mad Professor
3_Hanabi / Cuushe
4_誰のせいでもない / 斉藤由貴
5_Africa / TOTO

1_ニートの2人が目的無しに郊外をドライブした2005年夏
2_彼女が勤めていたおしゃれな美容院でおしゃれな雑誌を読みながらのんびりした2003年夏
3_大学から駅への夕暮れの田舎道でちょっとホームシック2014年夏
4_友達が大したことないことでブルーだけど僕は元気な2021年夏
5_20人くらいのおじさんとおばさんがど派手なメイクとレオタードで凄い感情込めて踊ってた2007年夏

高橋心一（たかはし・しんいち）
ワインショップ HUMAN NATURE 店主ナチュラルワインをカウンターカルチャーと捉え、その自由で反骨な思想をワインでメッセージする酒屋/角打ちスタンド

Website_humannature.jp
Instagram_@human_natureeeee

1_Un Amigo / Azymuth
2_Mountain Melody / Ernest Ranglin,Monty Alexander
3_Cus Cus / Horace Andy
4_Way Back Home / Count Ossie
5_Please Set Me At Ease / Bobby Humphrey

「げ、明日も37度かぁ、、でも仕事は行かないとね、、という現実を穏やかに受けとめなければいけない夜、夏だけど暑苦しくない音楽を暑気払い的に聴きつつダラダラ呑みながら寝る前に。

松島由恵 (まつしま・よしえ)
料理家
建築業界で長年勤務。ワインと食べ物が好き過ぎて退社。退社後フランス料理店勤務、DoraTheFoodを開業。レシピ監修、フードスタイリング、ケータリングなどで活躍中。JSA認定ソムリエ・薬膳指導員。 著書『「いつものお弁当」がスパイスで大変身 スパイス弁当』(PARCO出版)など。新著『キノコのレシピ帖』(PARCO出版)が、8月29日に発売される。

Instagram_@yoshie_matsushima 

1_Hands / Four Tet
2_The Seasons Reverse / Gaster Del Sol
3_Loro / Pinback
4_TNT / Tortoise
5_Iambic / Squarepusher

波打ち際をドライブする情景を思い浮かべてみました。

美濃 隆章（みの・たかあき）
音楽家
バンドtoeのギタリスト。国内外問わず数多くのアーティストのレコーディング、ミックス、プロデュース等も手掛ける。

Website_toe.st
Instagram_@takaakimino

Illustration_Tim Kojima

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