MT. WASHINGTON POTTERYの
調理器具ホルダー

国内の工芸作家さんによる、生活陶器セレクトが主となるCOVERCHORDですが、海外の作家さんのお取り扱いもございます。
例えばカリフォルニアはロサンゼルスにて、Beth Katzさんが一人黙々と作陶をするブランド〈MT. WASHINGTON POTTERY〉。
日本の美的感覚の一つである”侘寂”と、 スカンジナビアのデザイン”モダニズム”を独自の解釈で融合した、実用と美を備えた作品が魅力です。

さてさて、かくいうワタクシ。とにかくこの調理器具ホルダーが本当にタイプで……白と茶を基調としたカラーリングは洗練されているのですが、良い意味で無骨で大胆なデザインに惚れ込みました。
商品一つひとつに個体差があるのも大好き。ズドンと置くだけでキッチンの格式が上がりますな。花器としても暮らしに映えると思います。

余談ですが、作家のBethさんの経歴が中々面白いです。幼少期より陶土と触れ合いってきた彼女ですが、実はファッションや広告業界で活躍するメイクアップアーティストに、女性誌のクリエイティブディレクターを経て、現在の陶工としての道へ進んだそうです。バリキャリですやん。
培ってきた様々な経験や環境、美的感覚が、一本の線で結ばれてこれらの美しい作品が生み出される。作り手の人生そのものが形になり、私たちの手に渡ってきたと考えると、とっても愛着が湧くなあ。

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