2026-9-19
nonnativeの
M-65




服を好きになったきっかけは、古着でした。
古着屋に行って、最初はよく分からないままディグって、年代とかディテールとかを少しずつ覚えていく。そうやって古着を好きになっていくと、たぶん一度は通るのがミリタリーだと思います。
M-65、MA-1、ジャングルファティーグ。
最初は「なんかかっこいい」くらいだったのに、気づけば年代による違いを調べたり、ポケットの形を見たり、色の褪せ方にまで惹かれていたり。
古着好き、結局一回は軍モノにハマる説。
僕もその一人です。
そこで今回の〈nonnative〉「TROOPER JACKET COTTON BACK SATIN VW WITH WINDSTOPPER®」。
ベースはM-65。
もう、この時点で好きです。
バックサテンにヴィンテージウォッシュをかけた、少し着込んだような表情。古着のミリタリーが好きな人なら、このガサっとした雰囲気だけでも反応してしまうと思います。
ただ、面白いのはここから。
見た目はしっかりミリタリーなのに、〈GORE-TEX〉の「WINDSTOPPER®」を搭載。さらに別品番でリリースされているライナージャケットも取り付けられる。
いや、最高じゃないか。
軽く羽織りたいときはそのまま、寒くなってきたらライナーを付ける。昔の軍モノのような見た目は残しながら、今の生活で着るための機能はちゃんと入っている。
こういうの、かなり好きです。
そして個人的に、この手のジャケットは綺麗なまま着続けようとは思いません。
何回も着て、シワが入って、少しずつアタリが出て、最初のパリッとした感じがなくなっていく。
むしろクタクタになってからが本番だと思っています。
新品の状態が100点なんじゃなくて、自分が着てきた時間が加わって、少しずつ自分の服になっていく。古着が好きなのも、結局そういうところなのかもしれません。
数年後、クローゼットから何も考えずこれを引っ張り出して、適当に羽織って出かける。
その頃には、今よりもっとかっこよくなっているはずです。
何年も何年も着て、いつか自分だけの“古着”にする。
そんな感覚で、このジャケットをこれから長年共にする一着に加えてみてはいかがでしょうか。
Selector: Saito
















