Parabootの
ローファー

去年からローファーが欲しくて欲しくて探していたのですが、ブランドロゴが主張しすぎるのもピンとこないし、好みの程良いボリューム感のものが意外とないなぁと諦めかけていたところ、ようやくこちらの〈Paraboot〉「ORSAY (オルセー)」に辿り着きました。
ちなみに〈Paraboot〉定番モデルのローファーですが、メンズが「REIMS(ランス)」、レディースは「ORSAY (オルセー)」という名前です。
個人的には今まで選んで来なかったタイプの超定番トラッドなイメージのブランドだったのですが、ボリュームのあるフォルムがどんな服とも合わせ易く、すでに大活躍中です。

履き心地にも定評がありますが、まずは自分で確かめないと分からないので、手元に届いてから2日に1度、つまり週4で履いてみました。
スニーカーは大体24.5cm、物により25cmを履いていますが、革靴はジャストで履きたいので、サイズ4 (ブランド表記23.5cm) に決めました。
初日はちょっと窮屈でサイズ選び失敗したかも～、、と思ったのですが、「アウトソールと中底の間に入ってるコルクが段々沈んで自分の足型にフィットしてくるよ」という私が信頼しているシューズマスターからのアドバイスは数日履いてみて実感出来ました。
最近は朝の身支度の段階で心の準備をしないとスニーカー以外を選べないくらい楽なシューズに頼りきりですが、こちらは革靴ではあるものの気負わずに履けてしまう快適さです。

アッパーに使われているカーフレザーは〈Paraboot〉が開発した特別な素材で、オイルの含有率が高いため雨に強く、肉厚で頑丈なレザーは悪天候や気温差などあらゆる環境に適応するそうです。
また、オリジナルのラバーソールはグリップ力に優れているため濡れた路面でも滑らない、さらに擦り減りにくいという点は、ソール交換とか裏張りが億劫な私としてはすごく嬉しいポイントです。
デザインとしてもインパクトのある2列のステッチは、アッパー・ウェルト・アウトソールをしっかりと縫い付けることで耐水性と堅牢度を高めているそうで、とても意味のあるステッチですが、ただ見え方が好みです。
長々書いてしまいましたが、つまりは雨の日も履けて、頑丈で、マメなケアも不要、ビジュアルも素敵な最強の革靴です。

すでにたくさんの方々に愛されてきたシューズなので私が語るまでもないのですが、これから購入を検討されている方の参考になれば嬉しいです。

Selector: Satomi