
COVERCHORD EXCLUSIVE
春のうつわ展
at COVERCHORD
COVERCHORD Nakameguro / Fukuoka 両店にて開催。
個性豊かな5人の作家による、 “春のうつわ” たちが一堂に会す。
4月12日(土)- 16日(水)
春。生命が芽吹きだすこの季節。
野菜は色彩を増し、春告魚は食卓に瑞々しさを呼び込む。
この度COVERCHORDでは、5人の陶芸作家さんに「春」をテーマに作品制作を依頼しました。
作り手それぞれが独自の解釈で「春」を表現した作品は、素材、技法、質感、色合い、色の濃淡、形、すべてにおいて個性様々。
季節を大切にする和食に合わせたい、旬の食材がより美しく映える、春のうつわが勢揃いしました。
本特集では、そんな春のうつわに和食を盛ってご紹介します。
お料理は、神奈川県大磯町にひっそりと佇む料理店「日々の料理」さんにお願いしました。
食材への敬愛に満ちたお料理ひとつひとつが、手仕事のうつわを賛美するかのように、柔らかく和を結びます。
COVERCHORD Nakameguro / Fukuoka両店では、4月12日(土)より「春のうつわ展」を開催。
この機会に5人の作品を手にして、それぞれの「春」を感じてみてください。
生活と調和する美しい佇まい。使うほどに愛着が深まる魅力。暮らしに寄り添うささやかな喜び。
あなた好みの春のうつわとの、素敵な出逢いがありますように。
山下太
熊本県の阿蘇に拠点に作陶を続けている作家〈山下太〉。
山下氏のうつわ作りは、阿蘇の山々に土を掘りに行くところから始まります。
綺麗に精製されたものとは違う表情豊かな土、溶岩や火山灰、自生する草木など。
阿蘇の自然を素材として活かし、その生命力を宿したような、唯一無二の力強いうつわを生み出しています。


〈山下太〉春のうつわと
“春野菜のおひたし”

〈山下太〉春のうつわと
“若草色のポタージュ、ハコベの素揚げ”
山下太(やました・ふとし)
1973年 福岡県生まれ。
1995 - 1996年 アジア、ヨーロッパ、日本を放浪。
1997 - 2001年 小石原焼で修行。
2002年 「阿蘇坊窯」を始動、今に至る。
Instagram_@futoshiyamashita
【春のうつわ展によせて ー 作家コメント】
今回は様々な大地からの色を、食と共に楽しんでいただければと制作させていただきました。
FUTOSHI YAMASHITA
長野大輔
高知県に拠点「うつわ畑」を構え、日々農業をしながら焼き物とも向き合う〈長野大輔〉 。
松やみかんの灰、米を収穫した後の藁灰などを釉薬に使い、穴窯と呼ばれる薪窯を使って焼成される〈長野大輔〉のうつわには、自然由来の美しさが宿ります。
〈長野大輔〉春のうつわと
“菜の花とはまぐりのご飯”


〈長野大輔〉春のうつわと
“きんぴらごぼう”
長野大輔(ながの・だいすけ)
1982年 高知県高知市生まれ。
2004年 倉敷芸術科大学芸術学部陶芸コース卒業。
2006年 高知市三谷古清水に穴窯築窯。
2013年 「うつわ畑」オープン。「半農半陶」をテーマに、農業を営みながら作陶。
Instagram_@utsuwaman
DAISUKE NAGANO
高田志保
京都亀岡にて、2008年より作陶をスタートした陶芸家の〈高田志保〉。
表面のヒビ模様が印象的な炭貫入を得意とし、炭を使ったうつわを中心に制作を行っています。
日常生活の中で、つい手に取り使いたくなるような造形美と、透き通ったホワイトグレーの釉薬が特徴です。


〈高田志保〉春のうつわと
“蛍烏賊とノラボウ菜の八朔味噌”


髙田志保(たかだ・しほ)
1977年 奈良県生まれ。
2001年 京都府陶工高等技術専門高入校。 現在は京都亀岡にて作陶。
Instagram_@takadashiho
【春のうつわ展によせて ー 作家コメント】
今回は炭入りと灰釉の2種類の釉薬になります。
いつもの定番の炭入りに、緑と水色が混ざった様な灰釉。
淡い色が新緑や空の色の様で、この季節にぴったりかな。と。
春は庭に蕗のとうが出てきて、天ぷらや蕗味噌になります。
白いご飯に蕗味噌をのせて食べたり、大皿に野菜の天ぷらを山盛りにしたり。
いろいろな使い方でうつわを楽しんでもらえたら嬉しいです。
SHIHO TAKADA
関口憲孝
岩手県紫波町を拠点に作陶する〈関口憲孝〉。
ニュートラルな色合いの作品をメインに、日常に寄り添う素朴なうつわを作っています。
おおらかなラインの造形に宿る、繊細なディティールが特徴。穏やかで優しいうつわたちです。


〈関口憲孝〉春のうつわと
“焼き鮭、新じゃがと椎茸のグリル”

関口憲孝(せきぐち・のりたか)
1975年 岩手県盛岡市生まれ。
1997年 中村久一氏に師事。
2005年 岩手県紫波町に穴窯築窯、作陶開始。
Instagram_@neitianhaomei6
【春のうつわ展によせて ー 作家コメント】
木々の幹や枝、まだ何も植えられていない田畑、河原に転がる石。
春の優しい彩りを、そっと引き立たせてくれます。
いつか、そんなうつわを作れたら、と思っています。
NORITAKA SEKIGUCHI
川端まさみ
有田、唐津、波佐見周辺で磁器を中心に制作する〈川端まさみ〉。
古陶磁の空気感や佇まいをお手本にしながら、シンプルな素材が持つ“ゆらぎ”や“あわい(間)”を表現しています。
古唐津~初源伊万里~古伊万里と変化してきた古い焼き物の、グレーゾーン(移行期)の作品に魅力を見出し、その要素を抽出して組み合わせた焼き物や、編集・再構成して単純化(抽象化)した焼き物作りに取り組んでいます。
〈川端まさみ〉春のうつわと
“春野菜のおから”

〈川端まさみ〉春のうつわと
“鶏肉のソテーと紅菜苔の餡かけ”
川端まさみ(かわばた・まさみ)
1990年 石川県金沢市生まれ。
2013年 金沢美術工芸大学 工芸科 漆・木工コース 卒業。
2015年 金沢美術工芸大学 大学院 修士課程 修了。
2019年 京都府立陶工高等技術専門校 卒業。現在、長崎県波佐見町在住。有田、唐津、波佐見などで制作。
Instagram_@kawabata_masami
【春のうつわ展によせて ー 作家コメント】
春は磁器のうつわが似合う季節だと思います。
青みの白から少しピンクがかった白まで、さまざまな肌合いと柔らかな形のうつわを用意しました。
春そして、その先の夏にむけて、皆さまのお手元に届きますと幸いです。
MASAMI KAWABATA
5人の作家による
春のうつわ
4月12日(土)- 16日(水)
Special Thanks_日々の料理
Culinarian_Yohei Sakama, Aoi Ueda
Instagram_@oiso.hibi_no_ryouri
Photographer_Yudai Kusano

春のうつわ展
at
COVERCHORD
会期:
2025年4月12日(土) – 16日(水) 11:00 - 19:00
※同日よりOnlineでも販売いたします
会場:COVERCHORD Nakameguro
東京都目黒区青葉台1-23-14
Instagram_@coverchord nakameguro
会場:COVERCHORD Fukuoka
福岡県福岡市中央区警固2-17-23 1F
Instagram_@coverchord_fukuoka